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席の座り方で気持ちが分かる
自由に席が選べる会議や打ち合わせで、相手が座る席でその人との親密度や性格を自己診断することができます。
自由に席を選べる状態のとき、人は無意識にその人との心理的距離を考えます。心理的距離が近い、あるいは好感度が高いと、おのずと近くに座ります。
これは、合コンや食事会にもいえます。好きな人の気持ちを確かめたいとき、まずは着席している位置で判断するといいでしょう。
座り位置で、相手の深層心理を見抜くことができます。
座る場所による親密度の違い
相手① 自分
ーーテーブルーー 相手④
相手② 相手③
上記の席のなかで、①、③、④の席に座る人の好感度は高いと見ていいです。
それぞれに好感度の方向性が違います。
①に座った場合
相手が①の位置、隣に座った場合は相手はあなたに好意を持っていると考えていいです。
ただ、この場合の好意は恋愛感情ではなく、協力者としての好意の場合が多いです。
隣り合わせに座ることによって、あなたと協力して問題を解決していきたいと思っています。
③に座った場合
相手が自分の真正面に座った場合、好意を持っていると考えることができます。
面と向かって、じっくり話し合いたいと相手は思っています。
この位置に座った場合、異性間であると恋愛的な好意を持っている可能性も考えられます。
ただし、面と向かうということで、ときに意見が対立しあうこともあるかもしれません。
④に座った場合
テーブルのコーナーに相手が座った場合、相手はあなたに好意を持っている可能性が高いです。
相手の話に耳を傾けやすい位置であるため、リラックスして話し合うことができる席です。
③に座った場合
この席に相手が座ったときは、相手はあなたと話すつもりはないと思った方がいいです。
好感度は高くなく、親密な関係を築きたいとも思っていません。
また、相手があなたのことを知りたいと思っていないので、挽回するのもなかなか難しいです。
自分がどこに座ったのかも確認
なにかの席のときに、自分が無意識のうちにどこに座ったか見てみましょう。
この席による性格分析は、自分の深層心理も知ることができます。
例えば、職場の飲み会で、ちょっと狙っている女の子の近くの席に座りたくなるというのも、この心理的な効果が働いているからです。
ああ、あのとき自分はここに座っていたな、と回想してみてください。その人に、自分が抱いている気持ちが分かると思います。
最後に
ただし、あくまでこの性格分析は、無意識のうちに行われたものでないと使えません。
周りの誘導があったり、ざっくりと席の区分が決まっているような環境では、当然適用できないので注意してください。
そう考えると、使用する機会は限られてきそうですね。
ファミレスとかで、カップル同士の座り位置を観察して、楽しむというのも面白いかもしれません(笑)