「私のどこが好き?」は絶対に言ってはいけない言葉【恋愛心理学】

「私のどこが好き?」は絶対に言ってはいけない言葉【恋愛心理学】

目次

別れのリスクが高まる言葉

「大好きな彼の腕を掴むも顔色をうかがっちゃう彼女」

よく、映画やドラマで、

「ねえ、私のどこが好き?」

みたなシーンを見ます。こういうシーンは、熱々のカップルが言っているようなイメージがあると思います。

しかし、心理学的に見ると、この言葉は別れるリスクを高めることになるんです。

心の栄養、ストローク

「弊社はGDPR対応済みですと笑顔で応えるリーガルアドバイザー」[モデル:Max_Ezaki]

今回は、「心の栄養」と呼ばれるストロークについてです。人から人への行為全般のことを、

ストローク

といいます。ストロークはプラスとマイナスに分けられます。

プラスのストロークは、褒める、笑顔を向けるなどのポジティブな行動です

マイナスのストロークは怒る、けなすなどの相手をネガティブにさせる行動のことです

また、ストロークは無条件と条件付きに分けることもできます。

プラス、マイナスのストロークと、無条件、条件付きのストロークの組み合わせで、合わせて4つのコミュニケーションパターンになります。

無条件のプラスのストローク

無条件のプラスのストロークは、相手を無条件で認めるというものです。

「あなたといるだけで幸せ!」

「どんなことがあっても、ずっと一緒!」

のように、なんの条件も付けず、そのときを幸せに感じるというようなものです。この無条件のプラスのストロークは、人に安心感を与えることができます。

無条件のマイナスのストローク

無条件のマイナスのストロークは、相手を無条件で嫌うというものです。

「マジで無理!」

「ほんとに嫌い!」

のように、なんの条件も付けず、ただ相手を嫌ったりけなしたりするというものです。ようするに、理不尽に怒ることです。

条件付きのプラスのストローク

条件付きのプラスのストロークは、条件を満たしさえすれば相手を認めるというものです。

「趣味に生きるあなたが好き!」

「いつも奢ってくれる、あなたがすき!」

のように、一定の条件を付けてクリアできれば認めます。条件を満たしていないと、さみしさや不安を抱いてしまうので、一長一短なストロークです。

条件付きのマイナスのストローク

条件付きのマイナスのストロークは、相手を条件をつけて条件に満たないと嫌ったりけなしたりするというものです。

「時間が守れないなんてサイテー!」

「奢ってくれないなんて、ケチなやつ!」

のように、自分の条件に満たない人を一方的に嫌うストロークです。

恋愛が長持ちするストローク

「彼とのデート中女子」[モデル:たけべともこ]

恋愛が長持ちするストロークは、無条件のプラスのストロークです。なんの条件も付けず、存在そのものを肯定しているので、当然関係性は長く続きます。

相手に色々なものを求めすぎると、長続きしないのは想像つくことと思います。

しかし、相手を無条件に認めるというのは、なかなか難しいものです。どうしても自分の利益を求めてしまうので、無意識に条件を付けてしまいます。

どこが好き?がダメなワケ

「怖がりながらも見てしまう猫」

「ねえ、私のどこが好き?」

がダメなのは、条件付きのプラスのストロークをしているからです。どこが好きかを聞くことによって、条件をつけてしまっているわけです。結果、条件に満たなかった場合に、さみしさや不安を抱いてしまいます。

無条件のプラスのストロークを目指して、相手に条件を付けていないかチェックしてみましょう。

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