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吊り橋効果とは?
「デートに誘うのに成功して、デートすることになるまではいったけど、肝心のデートはどんなプランでいけばいいんだろう?」
デートコースと、デートプランに悩む人は多いと思います。今回は「吊り橋効果」を利用した、デートコースの立て方を紹介したいと思います。
高い吊り橋を渡るときに、心臓がドキドキします。ドキドキを恋したときのドキドキと勘違いして、相手に恋愛感情を抱きやすい、というのが吊り橋効果です。
吊り橋効果の実験
カナダの心理学者2人によって、吊り橋効果は実証されています。
独身男性を2つのグループに分けて、一つのグループには揺れる橋を渡ってもらい、1つのグループには揺れない橋を渡ってもらいました。
橋を渡りきったところには若い女性が待っていて、嘘のアンケートを行います。アンケートの最後に、
「結果が気になったら電話して下さい」
と言って、自分の電話番号を渡します。
結果、揺れない橋を渡った男性は1割程度しか電話しなかったのに対して、揺れる橋を渡り心臓がドキドキしていた、ほとんどの男性が女性に電話をしました。
吊り橋効果を利用したデートプラン
心臓がドキドキした状態は、身体を動かすことでも作ることができます。デートに応用したいときは、2人で一緒に身体を動かすようなデートプランを立てればいいわけです。
身体を動かすことによって、心拍数を上げて「吊り橋効果」の錯覚の恩恵に預かります
身体を動かすのですから、スポーツ全般はオススメです。自分に得意なスポーツがあれば、それを教えながらできるので会話も続きます。
得意なスポーツがなければ、お互い未体験の未知のスポーツをやってみるといいでしょう。一緒に楽しみながら覚えられるので、会話が弾みます。
スポーツ以外でも大丈夫
「運動音痴で、なんのスポーツもできない」
実は心、拍数が上がれば吊り橋効果は得られるので、手軽なのがスポーツというだけで、必ずしもスポーツでなければ、いけないわけではありません。
例えば、遊園地のジェットコースターなんかはオススメです。
ただし、遊園地は待ち時間が多いことに注意です。あまりにも長い待ち時間だと、会話が途切れるリスクがあります。ファストパスを利用するなどして、可能な限り待ち時間は減らすべきです。
遊園地でいえば、お化け屋敷も人によってはドキドキするので効果的です。
暗闇効果
よく漫画で描かれる女の子が、お化け屋敷で男子に抱きつくシーンですが、あれは科学的根拠がある、好感度を上げるためのイベントだったわけです。
また、人は暗い場所にいると、お互いの位置を確認するため自然と寄り添い合おうとします。「暗闇効果」と呼ばれるもので、相手とその状態のままでいると認知的不調和により、
「こんなに近い距離にいる人だから、この人は好きな人なんだ」
と考えようとします。そういう意味で、お化け屋敷は乗り物に乗るタイプではなく、大きな建物全体を使った歩いて通過する長いお化け屋敷が理想的です。