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好感度を上げることで人間関係を円滑に
相手の好感度を上げることは、対人関係をスムーズにするのに重要なことなのは言うまでもないでしょう。
では、具体的に好感度を上げるにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、手軽に出来る好感度アップ方法
ミラーリング
を紹介したいと思います。
真似すると好感度が上がる?
ミラーリングとは、相手の仕草や行動を真似することをいいます。例えば、
・相手が早口で話すタイプの人だったら、自分も会話のスピードを合わせる
・相手が足を組んで座っていたら、自分も同じ足を組んで座る
・相手が口を押さえたら、自分も口を押さえる
といったように、相手のちょっとした仕草を真似します。
自分と似ている人に好感度を抱きやすい
人間は、自分と似たところがある人に好感度を抱きやすい性質を持っています。これを、シンクロ効果といいます。
例えば、ミステリ小説を読むのが趣味の人がいれば、同じミステリ小説を読む人に好感度を抱きやすくなります。
その中でも本格ミステリを読んでいる人は、同じ本格ミステリを読んでいる人に、より好感度を抱きやすくなるといった具合です。
ミラーリングは、相手の仕草をさりげなく真似ることで好感度を得るテクニックです。自らシンクロ効果を生み出すテクニックが、ミラーリングであるといえます。
真似しすぎは逆効果
ミラーリングのポイントは、さりげなさです。
誰から見ても、真似していると言われるような真似は、むしろ好感度を下げる要因になります。猿真似が嫌われるのは、それがあからさまに行われているからです。
さりげなさを出すのが難しい場合は、
1時間に1回ミラーリングを意識する
といったように、自分をコントロールするルールを作っておくといいかもしれません。
オウム返しで好感度が上がる
以前紹介した記事で、コミュ障でも話題が尽きない会話術で「バックトラッキング+質問」について書きました。
実はこのテクニックは、好感度を上げることにも一役買っています。
「バックトラッキング+質問」とは、相手の言ったことをオウム返しして、質問を一つ投げかけるというものです。
「昨日、ディズニーに行ったんだ」
「昨日、ディズニーに行ったんですね。ランドとシーどちらに行ったんですか?」
こんな具合に、相手の言ったことを繰り返して、5W1H(上の場合はwhere)で質問をします。
バックトラッキングをすると、相手の気持ちを理解している印象を与えられ、話をより聞いている印象も与えることができます。
最後に
まだ、好感度が上がってないなと感じる異性とかに、ミラーリングを使ってみて下さい。徐々に、気が合う人だなと相手に認識させることができます。
好きな人の前だと上手く話せないという人は、「バックトラッキング+質問」で、まずは会話を続かせることから始めるといいと思います。
カップルでも、趣味は合わないけど長続きしたい場合はミラーリングを積極的に取り入れていくといいでしょう。
ラインの返信ペースを相手に合わせてみたり、待ち合わせの時間に相手と同じタイミングで登場してみたり、応用してみて下さい。