計画を実行できないのは過密スケジュールが原因【計画の立て方】

計画を実行できないのは過密スケジュールが原因【計画の立て方】

目次

計画とは思い通りに進まないもの

大事な予定をすっぽかしてしまった部長の表情

「人間は時間を甘く見積もる」

という習性があります。この習性のせいで、「この作業が終わったら次はこの作業」と思っていても計画通りの時間に始められないわけです。

計画が進まないから焦りが生じて、作業に集中できず結果的に全体の作業時間が多くかかってしまう

計画倒れは計画が崩れるだけでなく、その後の作業にも大きく影響が出ます。

スケジュールになにもしない時間を作る

計画倒れを防ぐために、一日のなかで、なにもしない時間を作ることが重要です。

例えば一日のなかで2時間、なにもしない時間を作ったとします。その時間を夕方とかに据えておくと、一日のなかで遅れた作業の大半を取り戻すことが出来ます。

思い通りにスケジュールが進めば、その2時間を本当になにもしない時間にすればいいだけです。

数値目標を立てている人はさらに効果的

「目標を掲げる女性作業員」[モデル:佐竹PP]

たとえば、一日単語帳10語暗記、テキスト5ページ進めるという数的目標があったとします。一日の目標にしてしまうと、達成できなかったとき、モチベーションが下がってしまいます。

そこでオススメなのが、一日の目標設定でなく1週間の目標設定にしてしまうことです。単語は1週間で70語、テキストは35ページ進めるといった具合にです。

もしクリアできなくても、休みの日にクリアすることができるので安心です。

ダイエットはなぜ続かないのか

ボリューミーなハンバーガー

別の方法も紹介します。

例えばダイエットをしているとします。目の前のテーブルに甘い物、高カロリーなものがズラリと並んでいます。どうしても食べたい。けど食べると太ってしまう。そんな誘惑ありますよね。

誘惑に負けてリミッターが外れると、取り返しの付かないところまで行ってしまいます。ダイエットでいうならリバウンド。もしくは、元の体重より増えてしまう、とか。どうしてこのようなことが、起きてしまうのでしょうか。

それは「目の前の誘惑に勝てないから」です。

完全になにもしない日を作る

「これがオレのバリューセットだ!」とドヤ顔をキメるピザ

人間は、特に食欲には抗いがたい生き物です。

なので、一日だけ何でも好きなものを食べていい日を設けるのがいいわけです。この日をチートデイと呼びます。これを前もって設定しておくと、

「もう少しで好きなだけ食べられる日が来るから、今はいいかな」

と思えるようになります。このなにもしない期間というのは、人間の代謝を考えると、大体2週間に1度のペースがいいようです。

なまける計画は前もって立てておいて、日頃からその日を意識することで誘惑に勝ちやすくなります

やってはいけないのは「そろそろ2週間たった頃だし、今日は食べていいよね」というように、前日や当日にその予定を組み込んでしまうことです。

まとめ

「祝・10,000枚達成!」[モデル:河村友歌]

今回は計画についてお話しました。軽くまとめていきます。

1、一日のなかで、なにもしない時間を作る。

2、一日単位でなく、一週間単位で仕事の計画を作る。

3、数週間に一度、あえて完全になにもしない日を作る。

なにもしない日というのは、決められた日に行うから効果を発揮します。是非お試しください。

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