失恋したときや、仕事に失敗したとき、試験に落ちたとき。
悲しいときに、どんな曲を聴いていますか?
今のイヤな気分を取り払ってくれる楽しい曲?
イヤな気分と同じような暗い曲?
暗い曲を聴くと、余計に気分が滅入ってしまうんじゃないの、と思われるかもしれませんが、実は悲しいときには悲しい曲を聴いた方が効果があると言われています。
今回は、音楽が脳に与える様々な影響についての記事です。
目次
試験勉強をするときに聴く音楽
例えば、試験勉強をしているときに、聴く音楽でデスメタルを聴く人はあまりいないと思います。
そもそも、科学的に見ると音楽を聴きながらの勉強は学習効果を下げます。
しかし、続かないよりは学習意欲を保った方がいいという理由で、音楽を聴きながら勉強したり、作業したりするする人もいるでしょう。
ただ、デスメタルはよくない。音楽療法から生まれた効果で、
同質の原理
というものがあります。これは、自分の気持ちに合った音楽を聴くことによって、癒やし効果を得る心理効果です。
モーツァルトがよく、集中できるBGMとして挙げられるのは、音楽の波長が穏やかなものが多いからです。
勉強するときは、ゆったりとした音楽を掛けたほうがいいでしょう。J-POPでいうと、平井堅さんやスキマスイッチさんなんかは、ゆったり目な曲が多い印象です。
悲しいときには悲しい曲を聴く
同質の原理は、実際の医療の現場で使われている効果です。
悲しいときには悲しい曲を聴きましょう。
人間は、リラックスするとアルファ波が増加します。好みの音楽を聴くことによって、不安レベルを下げて、リラックス状態を促進させることができます。
これは、悲しい曲を掛けることによって、自分の気持ちを代弁してくれるような気持ちになるからであるともいわれています。
尾崎豊が流行ったのも、当時の青少年のやるせない気持ちを代弁してくれたからです。
最近では欅坂46というアイドルグループの曲も、青少年に受け入れられやすい歌詞だなと感じます。
音楽の選び方
単純に、自分の気持ちと同じ音楽を選べばいいわけですが、悲しいときにそんなことを考えてられない、という人も多いでしょう。
僕がオススメするのは、事前に、感情レベルによって音楽の再生リストを作っておくということです。
喜怒哀楽の4つの感情を、5段階で評価して、それぞれのレベルにあった曲を選択します。こんな感じです。
哀レベル1 幸せの種/野中藍
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哀レベル5 最愛/福山雅治
楽レベル1 正解はひとつ!じゃない!!/ミルキィホームズ
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楽レベル5 毎日くらいまっくす☆/ミルキィホームズ
僕の場合は、楽しい系の曲はアニソンが多いです。アニソンはスッと入ってくる曲が多いので、オススメです。
自分にあった曲を編集してみましょう。