ぼっちがイヤだと思う人の心理 なぜ、孤独を嫌うのか

ぼっちがイヤだと思う人の心理 なぜ、孤独を嫌うのか

「お客様お一人様一点までです」[モデル:佐竹PP]

ぼっち飯、孤独、お一人様。

社会的に悪いことのように言われる、これらのことですが、本当にダメなことなんでしょうか?

以前から、当ブログでは、孤独が優れているという記事を書いてきました。

 

天才には孤独な青春時代を送った人が多く、

孤独こそが才能を育てます。

 

ですが、普通の人は長期間孤独に耐えることもできないですし、孤独を愛するという感覚も分からないと思います。

今回は、孤独、ぼっちがイヤだと思う人の心理と、孤独を愛せる人との心理の違いを書いていきたいと思います。

 

目次

自分だけ浮いている

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」[モデル:たけべともこ]

職場、学校、友達グループなんでも構いません。集団のなかで、

「自分だけ浮いているな」

と感じたことがありませんか? そういう風に思うことが多い人は、心理学的に、

公的自己意識

が高い人であると言えます。公的自己意識とは、自分がどう見られているか、周囲や他人の目を気にする意識のことです。

逆に、人と違っていて嬉しいと思う人のことを、

私的自己意識

が強い人と言います。私的自己意識が強い人は、自分の感情や意識を大事にします。

他人の目を意識することは少なく、自分が自分であることを大切にする人です。

ぼっちに抵抗がある人は公的自己意識が強い

「ひとりだけ仲間はずれ(アイシングクッキー)」

普段から、周囲と浮いていることに悩んでいる人は、公的自己意識が強い人です。

この意識が強い人は、自分の行動を他人に寄せてしまう他人志向の人間であるといえます。ぼっちがイヤだと思う人は、ようするに公的自己意識が強い人です。

人間は、集団でいると安心感を覚えます。

この習性自体は、古代の人々が集団でマンモスを狩猟していたことからも分かるとおり、人間が持つ基本的な習性であるといえます。

ただし、現代では集団で食料を確保することもないので、食べ物を食べるという行為自体に団体行動は必要ありません。

なのに、ぼっちを嫌う人は、集団のなかにいられないことに、極端な恐れを抱きます。

自己意識の高い人は孤独に耐えられる

「ガクンと脳に来るドイツ人ハーフ」[モデル:Max_Ezaki]

行き過ぎた自意識の高さは問題ですが、孤独に耐えられるということは、それだけ自分を持っているということです。ちょっと極端ですが、

 

孤独とは自分を持っている人ができるかっこいいこと

 

なんです。つまり、孤独な人は、自意識が高い人が多いわけです。

現在、ぼっちが怖いと思ったり、周りと浮いていると感じる、公的自己意識の高さに悩んでいる人は、自意識過剰なぐらいが丁度いいかもしれません。

ぼっちに耐えられるようになるには?

「庭のシロツメクサと猫」

現在、ぼっちに後ろめたさを感じている人がいるとします。

その場合は、考え方を変えましょう。

お一人様、ぼっち、孤独

これらのマイナスワードとして使われている語群たちを、

選ばれしものに与えられた孤高の行為

と解釈するようにします。考えを変えただけでは、どうしようもないという人もいると思います。その場合は、

・一人で旅行に行く

・一人で映画館に行く

・一人でカラオケに行く

など、一人でできることを増やしていくといいでしょう。一人だから行かない、という選択肢は一番やってはいけないことです。

一人で焼き肉、ぐらいは軽くこなせるようになるといいと思います。北海道北見市で食べた、一人焼き肉はいい思い出です。もちろん、一人旅でした。


 

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