完璧に計画した旅行なのに、最高の満足度が得られないのはなぜ?

完璧に計画した旅行なのに、最高の満足度が得られないのはなぜ?

「青空を走り抜けるN700系」

乗り物の乗り継ぎ

宿泊先の予約

観光地を巡るルート設定

旅行に行く際、ものすごい緻密な計画を立てて行く人もいると思います。で、いざ行ってみると思ったよりも楽しくない。

以前、意思決定スタイルについての記事を書きました。

(意思決定スタイルの記事)

(旅行と意思決定スタイルの記事)

意思決定スタイルとは、人それぞれの意思決定する際のパターンのことです。意思決定スタイルは5つあるのですが、この選択したあとの結果の受け止め方にも2つのパターンがあるようです。

 

 

完璧主義者と完了主義者

「夜の葛西臨海公園と遊歩道」

旅行の日程は、合理的パターンで考えるといいです。しかし、合理的に考えても旅行に行ったあとの感想が同じになるわけではありません。

感じ方は、大きく分けて2つあります。

マキシマイザー(完璧主義)

サティスファイザー(完了主義)

マキシマイザーは完璧を求める人で、サティスファイザーはある程度の結果で満足する人のことをいいます。

心理学者バリー・シュワルツの研究によると、マキシマイザーは完璧を求めすぎるあまりに満足することが少なくストレスを貯めやすいそうです。

逆にサティスファイザーは、多くを求めすぎないので一定の水準さえ満たしていれば十分な満足度を得ることができます。

なぜ、旅行で満足感を得られないのか?

旅行で満足感を得られるか、得られないかの違いはマキシマイザーであるかサティスファイザーであるかによります。

そもそも、旅行において計画が十全に滞りなく進む方が稀です。ようするに、マキシマイザーの人は旅行に行っても常にストレスを受けていることになります。

といっても、マキシマイザーサティスファイザーにはレベルがあります。

強度のマキシマイザーの人はなかなか満足感を得られないかも知れませんが、すこし弱めのマキシマイザーなら多少のストレスを通り越して満足度を得られます。

完璧主義と完了主義、どちらがお得?

想像がつくかもしれませんが、完了主義であるサティスファイザーの方がより満足度を得ることができます。

合理的スタイルの完璧主義の人だと、仮に計画が上手く行っていても完璧を求めすぎるあまりに、

「もっといい選択肢があるはずだ」

と現状より高みを目指そうとしてしまいます。しかし、これは悪いことではありません。その結果、さらなる満足度を得られる可能性もあるので、捨てた物ではないわけです。

どちらが相対的に見てお得かというと、サティスファイザーがお得というだけです。

自分はどちらなのか?

「瞳がうるんだ子猫」

以前紹介した記事と見比べて、自分はどんなスタイルの完璧主義なのか、自分はどんなスタイルの完了主義なのか考えてみましょう。

完璧主義だなと思ったときは、フィードバック(自己評価)で返ってくる項目が多すぎるあまりにストレスを貯めてしまう可能性があるので、反省点よりもよかった点を書き出すようにした方がいいでしょう。

バランスが重要なので、完了主義だと思った人も、楽観的になりすぎず反省点も思い出してみると次回の旅行の計画がスムーズに決まるかもしれません。

いずれにせよ、紙に書き出さなくてもいいのですが、旅行についてのフィードバックは次回へ繋げるためには重要なファクターなので、思い出すぐらいはした方がいいです。

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