高校・大学デビューしたくなる心理とは?印象をコントロールして、溶け込む

高校・大学デビューしたくなる心理とは?印象をコントロールして、溶け込む

「自己紹介中の転校生がどう見てもDQN」[モデル:大川竜弥]

高校に入ったし、大人っぽくならないと・・・。

大学入学を期におしゃれボーイになってやる!

世に言う○○デビューですが、これをやりたくなる心理とは一体どういうものなのでしょうか?

また、○○デビューをすることによって何を得ようとしているのでしょうか?

今回は、○○デビューの心理について考えていきましょう。

 

 

自分をアピールしている

「後ろを歩く美人社員に左手の薬指を見せ未婚をアピールする独身貴族」[モデル:大川竜弥]

例えば、家族に見せる顔と友達に見せる顔は全然違うと思います。これは、その相手と上手く付き合っていくために自然に生まれた距離感がそうさせます。

高校デビューしたい大学デビューしたい人は、これまで持たれていた自分のイメージを変えようとしています。

これまで、パッとしない見た目だった男子が急におしゃれをして登校する。

すると、スクールカースト的に中学校では底辺だった人間が、高校入学を期に上位に取り入ることができる。そういうわけです。

このように、自らの意志で周囲の印象を変えようとすることを、

主張的自己呈示

といいます。おそらく、高校・大学デビューをする目的として一番多いのが、上位グループへの取り入りだと思います。

自己呈示で得たい欲求

「キラキラ系男子を目指してSNSに充実した一人旅をアピール」[モデル:Max_Ezaki]

高校・大学デビューには他の目的もあります。取り入りの他に、

自己宣伝・・・能力を高く見せたい

示範・・・道徳的評価を高めたい

威嚇・・・周囲を恐れさせたい

哀願・・・自分の弱さを印象づけたい

自己宣伝というのは、例えば過去に自分が行ってきたことをことさらに強調するようなことです。学歴アピールや運動神経抜群アピールなどが挙げられます。

示範というのは、ようするに親切のことです。ボランティアなどに参加することによって、自分は親切ですというアピールをすることをいいます。ボランティアは素晴らしいと思います。

威嚇は、高校入学を期に短ランにしてみたりと、周囲が一目置くような格好をしたり、盗んだバイクで走り出すような反社会的な行為をすることです。

哀願は、主に助けを求めるために使われます。体調の悪さをアピールしたり、ケガをしていることをアピールしたりといった具合です。

イメージの力は強力

「スマホを顎にあてて憂鬱な女性」

たかがイメージ、されどイメージです。行動、外見が与えるイメージは他人の行動にまで影響することが実験で分かっています。

心理学者ブラッカーとチェイクンは、下記のような実験を行いました。

女子大生に、満腹になるまでクラッカーを食べてもらいます。その場にはもう一人の被験者がいます。

もう一人の被験者はサクラで、4パターン用意しました。

魅力的な女性

魅力的でない女性

魅力的な男性

魅力的でない男性

実験の結果、もう一人の被験者が魅力的な男性のとき、食べる枚数が圧倒的に少なくなりました。

これは、小食イコール女性らしいというイメージを連想したからであると考えられます。ようするに、イケメンの前ではいい顔をしたかったわけです。

高校・大学デビューに飲まれないために

「寝落ちうとうとにゃんこ」

タイトルで周囲に溶け込む、みたいなことを書きました。

もちろん、社会と折り合いを付けていくことは大事なことなのですが、最近の高校生、大学生は折り合いを付けすぎているイメージがあります。

みんな同じような服を着て、同じような髪型をして、同じような趣味を持っている。自分をアピールしていきたかったのに、周囲に飲まれては元も子もない気がします。

やはり、周囲に溶け込むだけが重要なことではないということも、理解する必要があります。

むしろ、周囲と逆行して一人でいるほうがいい場合もあります。詳しくは、当ブログの孤独について書かれた過去記事を参照してみてください。

・孤独の価値

・流行に乗るサルよりぼっち

・ぼっちがイヤという心理

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