SNS中毒の特徴 他人の評価を気にしすぎる人々

SNS中毒の特徴 他人の評価を気にしすぎる人々

「iPhone XR と旧機種を画面比較」

SNS中毒とは、LINEやインスタグラム、ツイッターなどのSNSに依存している人のことをいいます。

これは社会問題にもなっていて、ある調査では、女子高生は一日平均7時間もスマホを使っているとまで言われています。

どうして、ここまで依存してしまうのでしょうか?

SNS中毒に対策はあるのでしょうか?

今回は、SNSにハマる理由と、依存を断ち切る方法について書いていきます。

 

目次

他人からの評価が気になる

「口を抑えて絶望するドイツ人ハーフ」[モデル:Max_Ezaki]

自分がどのように見られているか、周囲や他人の視線を気にする意識のことを心理学では、

公的自己意識

といいます。SNS中毒の人は公的自己意識が強い人が多いです。

公的自己意識が強いと、周囲の人のことが気になって、ついついそれに合わせて行動してしまう同調行動へと繋がります。

他人の評価を気にする人こと自体は、悪いことではありません。周囲と協力関係が結べたり、円滑なコミュニケーションを取るためには必要なことです。

しかし、公的自己意識が強すぎると問題です。他人の言うことにすぐに流される、他人志向の人間になってしまうからです。

他人に流されすぎて、自分の本当の意見が分からなくなった、みたいなことになりかねません。

人から認められたい

「デザインカンプを褒めるウェブディレクター」[モデル:大川竜弥]

他人の顔、外見、行動、情報などをもとに、その人の性格や態度を知ることを対人認知といいます。

SNS中毒の人は、対人認知の欲求が強いということも考えられます。

欲求が強すぎると、認められたいと思うあまりに、人間関係に気を使いすぎたり、特定の相手に依存してしまったりします。

承認欲求のようなものです。これによって、タイムラインを頻繁に見たり、コメントやイイネを躍起になって残すようになります。

SNS中毒、スマホ依存からの脱出

ようするに、人と同じ行動、人とズレた行動を嫌うからSNS中毒は起こるわけです。

この状態から脱出するには、他者迎合をやめなければいけません。具体的な作戦として4つ紹介します。

1、相手に認められていないことを認識する

他人に迎合しすぎている場合は、少し距離を取った方がいいです。あなたがその人を褒めちぎったからといって、その人も同じように褒めてくれるわけではありません。

SNSでは、こういったお世辞の言い合いが横行しているように感じます。

なかよしツールとしてしか、考えていないのであれば、それもいいですが、時には自分の意見をバンと出した方がいいでしょう。

2、自分に自信をつける

自分に自信がないから、極端な他者迎合が起きます。

まずは、小さな達成感を積み重ねて、自分に自信を取り戻しましょう。

(小さな達成感についての記事はコチラ)

3、自分の主張をアピールする

反論を恐れずに、自分の思っていることを素直にアピールします。

他人にへつらうだけでは始まりません。

4、自分の意見を持っていたほうが、周囲から認められることを理解する

自分の意見を全面的に受け入れてくれるイエスマンよりも、ある程度対比した意見があったほうが相手の評価は上がります。

バチバチと口論する必要はありあませんが、自分の意見は常に持つようにしましょう。

SNS中毒から脱出する最終手段

「スマートフォンが水没する瞬間」

この方法は、荒療治に近いかもしれません。SNS中毒から脱出できる最終兵器、それは、

デジタル断食

です。すべてを絶つ必要はありません。

例えば、ツイッターを見る時間を一日3分3回にしてみるとか、現在のダラダラ見る生活から変えるだけでも効果が期待できます。

(デジタル断食についてはコチラ)

デジタル断食をすれば、確実にSNS中毒から脱出できます。困ったときは試してみてください。

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