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捨てられない人は片付けられない人
断捨離やミニマリストが流行っていますが、いらない物を捨てろと言われても、「いつか使うかもしれない」とか、「もったいない」と思ってしまって、つい手元に残しておきたくなってしまいます。
多くの片付け本や片付け法は、物を捨てることに焦点を当てているから、捨てることができないといえます。
部屋の片付けでは真逆のことをする
外食に行って、その店のメニューを見て、食べたくないものから消去法で消して料理を選ぶ人は普通いませんよね? メニューから食べたい物を探して選ぶはずです。
にも関わらず、自分の部屋を片付けをする時は、いらない物から選んで捨てていくという方法を多くの人は取っています。
つまり、多くの人は片付けの方法を間違えて無駄に時間を費やしているわけです。時間を掛けても終わるのならいいですが、人はこういった特徴も持っています。
人間は多すぎる選択肢の中から選べない
だから、部屋が片付けられないというわけです。
本当の片付け
間違った片付けをしていると、部屋は片付かないままです。片付けをしたつもりになっているだけで、実際は整理をしているだけだったりしませんか?
必要な物を選んで、それ以外を捨てる。つまり、
片付けとは、大事な物や持ち続けたい物を選ぶ行為です
片付けを始める時、まずいらない物を探すのは、ただちにやめなければいけません。必要な物に目を向ける練習をして実践に移す方法こそ、本当の片付け法なわけです。
コレクターはどうする?
なにか物を集めるのが、好きな人がいるとします。楽器のコレクターだったり、貴金属のコレクターだったりです。
これらで部屋が溢れかえっている人は、どうすればいいのでしょうか。その場合は、
なんでも無制限に持って良い物を一つだけ決める
という方法で解決できます。
とはいえ、、楽器は場所を取るので、その場合は倉庫を借りるという選択肢が現実的なものになってくると思います。
綺麗な部屋を維持する方法
いる物から探して、残ったいらない物を捨て終わったら、その部屋を維持しなければなりません。放っておくと、物が増えていきます。最も手軽なのが、
1イン2アウト
と呼ばれる方法です。これは、
1つ部屋に物を入れたら2つ出す
というものです。新しい服を一着買ったら、持っていた服を2着処分するといった感じで、実践していきます。
なぜ、2つなのかというと、どれだけ気をつけていても、知らないうちに家のなかに物は入ってくるからです。例えば、お中元やお歳暮の時期なんかは、物が溢れてくると言えます。気づくと缶詰の賞味期限が切れていた、なんてことも心当たりがあると思います。
最後に
・部屋を片付けるときは、いる物に目を向ける
・1つ入ってきたら2つ出す
という習慣を徹底することで、綺麗な部屋に出来て、それをを維持することが可能になります。
処分とは、なにも捨てるだけが処分ではありあません。お裾分けでも、いいわけです。