おまえは優柔不断だ!
って、言われたことある人も多いと思います。
優柔不断とは、決断できないのに決断できないことを言います。
この記事では、優柔不断の原因と対策を2つ紹介したいと思います。
目次
優柔不断なのはマルチタスクだから
なぜ、優柔不断は起こるのでしょうか?
それは、マルチタスクで作業しているからです。
マルチタスクとは?
複数の作業を同時にこなすことを、マルチタスクと言います。
女性は男性よりもマルチタスクに向いている、とも言われていますが、基本的に、人間は複数のことを同時に処理できるようにできていません。
マルチタスクで行動すると、全体の作業効率が落ちます。
人間は多すぎる選択肢から選べない
マルチタスクの状態とは、こなさなければいけない仕事の量が多いときです。選択肢が多いからということになります。
優柔不断なのは、選択肢が多いからです。
「ああ、あれもやらなきゃ、これもやらないきゃ!」
そう思っていて、結局なにも終わらなかった経験ありませんか?
優柔不断を減らすには、一つの仕事を終えるまで別の仕事に手を付けないようにするということが必要です。
経験が足りないから優柔不断になる
優柔不断になってしまうもう一つの理由はとして、
経験が足りない
というものが挙げられます。
現状維持の法則が働いている
人間には、現状維持の法則というものが働いています。
多少苦しかったとしても、ちょっとブラックな会社に勤めていた方がラクであるという心理と同じで、現状の外に出るのを極端に恐れます。
なぜ恐れるのかというと、現状の外は未知の世界だからです。経験したことがないことに関して、人間は優柔不断になったり、尻込みしてしまいます。
自信移転の法則で優柔不断を治す
優柔不断は、経験不足から来るものであると言われています。そこで、小さな経験を積みかねて優柔不断を克服する方法があります。これを、
自信移転の法則
と言います。新しい物事に取り組むときに、初めは簡単なことをやりましょう。すると、できたという成功体験ができ、次第に自信がついてきます。
現在、尻込みして優柔不断になってしまっているようなことでも、その成功を元に、難易度の高い課題にチャレンジしていけるようになります。
恋愛、勉強にも使える
この自信移転の法則は、日常のあらゆるところに使えます。
例えば恋愛では、いきなりキスを迫るより、まずは手を繋ぐことから始めると、その先に自信がつくというようなものです。
・・・まあ、いきなりキスをするような人は、あまりいないかもしれませんが。
勉強でも、最初から難しい問題を解くのではなく、まずは簡単な問題から初めて、徐々にレベルを上げていくと、成長している感覚も得られるのでかなり効果的です。
まずは簡単なところから始める。
意識してやってみると、優柔不断が治るかもしれません。