言い訳してしまうのはなぜか?元々持った性格で言い訳体質は決まる

言い訳してしまうのはなぜか?元々持った性格で言い訳体質は決まる

「黒子の職務放棄」[モデル:鈴木秀]

仕事でミスをしたとき

友達との約束で遅刻したとき

自分のせいでミスしているのに、謝罪するよりも、つい言い訳を先に言ってしまうという人いませんか?

言い訳したくなる欲求は、ある性格的特徴によって起こると言われています。

今回は、言い訳思考の特徴と、言い訳がメンタルに与える役割について書いていきます。

 

 

自分の外に原因を求める

失敗や成功の原因を、自分の外に求める性格類型のことを、

外的統制型

といいます。この外的統制型の人は、失敗に対して常に外に理由を求めます。

極端な例を一つ出しましょう。

ある会社員が寝坊して、遅刻しました。会社に着くと、謝罪はしたのですが切り出しがこのようなものでした。

「昨日、近所の犬がうるさくて、よく眠れず、目覚まし時計の電池も切れていて、しかも丁度駅に着くと電車が出た後でした。そのため遅刻しました。申し訳ありません」

さすがに、ここまで行くとコントの世界のようでもあります。謝罪をしているのですが、肝心の謝罪の言葉は一番最後です。

外的統制型のメリット

「その企画いいね!」[モデル:大川竜弥]

言い訳をしやすいタイプの人は、このように外に原因を求めます。ただ、これは完全に悪いこととは言い切れません。

外的統制型性格のメリットとして、ストレスが溜まりにくいという性質があります。常に周りのせいにしているので、自分に危害が及びにくいからです。

ただ、言うまでもありませんが、本来反省すべきところを反省していないので、成長しにくいせいかくであるともいえます。

自分の中に原因を求める

「悲しげな目つきの女性」[モデル:河村友歌]

外的統制型と反対に、自分の中に理由を見つける人のことを、

内的統制型

といいます。先ほどの遅刻の例で言うと、理由を話さずただ謝罪する人のことです。

原因は分かっているので、次の対策を練ることができる人です。

内的統制型の人は、人のせいにすることはないのですが、物事をなんでもかんでも自分一人で抱え込んでしまう性質を持っています。

責任も常に自分にあると思っているので、ストレスも非常に溜まりやすいといえます。

2つの性格を両立する

「フローリングの上でおもちゃと戯れる猫」

外的統制型は行き過ぎると「反省しないバカ」になります。

内的統制型は行き過ぎると「考えすぎる人」になります。

内的統制型は、特に注意した方がいいでしょう。うつ病は、内的統制型が行き過ぎた結果であると考えられます。

言い訳しないことが、美徳のように言われることもありますが、言い訳しなさすぎるというのも問題です。なんでもかんでも自分のせいにしてしまうと、とりかえしのつかないことになりかねません。

考え込んでしまう人は、言い訳は社会人として身につけるべき最低限のテクニックと割り切りましょう。

自分を正当化してくれるのは、自分しかいないということを肝に銘じておく必要があります。

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