失敗恐怖症は記録すると治る 失敗怖いを克服する 

失敗恐怖症は記録すると治る 失敗怖いを克服する 

目次

失敗には3タイプある

以前の記事で失敗する人は、大きく分けて3タイプあるということを書きました。その3タイプは以下の通りです。

1、失敗しまくる人

2、失敗できない人

3、一度の失敗で行動出来なくなる人

(失敗について記事はコチラ)

今回は失敗をどうしたら活かせるか、どうすれば失敗に対処できるのかについて紹介していきしょう。

アルコールやタバコの効果は一時的

人は嫌なことがあったとき、その嫌なことを忘れるためにお酒に走ったり、タバコに走ったりします。

度数も充電も9%

少しでも嫌なことを、記憶の彼方に追いやろうとアルコールを脳にぶち込んでいくわけです。すでにご存じの通り、アルコールやタバコによるストレス解消効果は、ほんの一時のものです。

お酒で記憶が飛ぶと言っても、お酒を飲む前の嫌な記憶は消えるわけではありません。タバコに火を付けて、吐き出した煙のように嫌な失敗体験が空気に溶けていくことも当然ないわけです。

もし、頭に留めておくだけで、酒で記憶を麻痺させるだけですべてが解決されるなら、アルコール依存患者のすべては成功者ということになります。

いえ、これは極論です。深い意味はありません。

お酒がある程度のストレス解消効果があることは、科学的に証明されていますし、僕自身お酒の力は偉大だ、と膝を打つ日もあります。

スリーパー効果

失敗を記録しておくといいようです。

たとえば、なにか重要なことを決める説明を受けたとき、「イマイチだな」と思ったとします。しかし、時間が経つにつれてそれがいいもののように感じる。

これをスリーパー効果といいます。

ソファーで丸くなるにゃんこ

スリーパー効果は時間が経つにつれ聞いた話のうち、イマイチと思った部分が記憶から消えていって、最後にいいと思った部分が残る。

そして全体的な説得力が増してしまうというものです。

スリーパー効果はネガティブにも働く

スリーパー効果は、プラスの方向だけに働くものではありません。

人間の記憶は、覚えておきたいことだけ覚えていて、あとは都合よく忘れてしまう性質を持っています。

ネガティブな記憶はネガティブな側面だけが記憶に残る、あるいはネガティブに支配されないように脳が都合のいい部分だけを忘れる。

といったことが、起こります。

前者はネガティブ思考の人に起こりやすく、後者はポジティブ思考の人に起こりやすいといえます。

行動記録を作る

鉛筆立てとノート

しっかりとしたレビューをするためには、自分が今行おうとしている行動を紙に書いて、それが終わったあと、成功したのか失敗したのか反省点を記録するのがいいようです。

一日の終わりではなく、その場で記録するのが望ましいです。

なぜ、その場で記録する必要があるのかというと、人間の記憶は長く持たないからです。今日の朝見た、夢の内容を思い出せる人がどれだけいるでしょうか。

紙でなくとも、スマホのアプリを使うのも一つの手です。

失敗したときにだけ記録する

失敗したときにだけ、ノートに記録をする方法も有効です。

失敗した直後に「これこれこういう理由で失敗した」と書きます。

そして「この失敗をしないために、次はこういう対策が必要だ」と失敗の対策、もしくは解決したときの方法を書いておきます。

その解決策を知っておくと、次に同種の失敗体験がやってきたときの助けになるわけです。

記録しておくと攻略本になる

この失敗体験をまとめた失敗ノートは、積み重なると失敗を解決するためのノートになります。

積ん読を処理する非読書家

例えば、恋愛でいつも手痛い思いをしている人がいるとします。その人の恋愛に対する失敗ノートを見てみると、ある日、失敗に似たようなところがあることに気付きます。

「ああ、なるほど、自分は見た目がやさしい男が好きなんだな。でも、その実この男は付き合ってみると一つも優しくなかった。

私は男の性格で選んでいるわけじゃないんだな。最初はやさしいと思っていたけど、そもそも最初からやさしくなかったのかもしれない。よし、今度からは逆さ眼鏡で男を見よう」

みたいな感じで、気付くようになります。

失敗したときの類似点を探す

古書が並ぶ本棚

ただ、とにかく同じ人間の行動なのですから、パターンのようなものが見えてきます。

類似点を分析するというのが、失敗恐怖症に立ち向かう為の鍵になります。

パターンを知っていれば、失敗を予言できる。

極端ですが、こういうふうにも言えます。

まず自分の失敗を記録して、次の対処を考えるというのが重要です。

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