易占いの占い方 コインを使った物から本格的な筮竹を使ったものまで

易占いの占い方 コインを使った物から本格的な筮竹を使ったものまで

今回は、易占いの卦を求める方法をいくつかご紹介します。家にあるものだけで出来る方法もありますので是非ご活用ください。

一口に易といってもいろいろあります。

陰陽五行を使った五行易、複雑な計算から占断を下す梅花易数、出た卦(か)で吉凶を判断する周易。

一般的に、易占いというと周易のことをいいます。この記事でもご紹介するのは周易で使う占い方です。

最低限知っていた方がいい情報

易経を学ぶ上で歴史や卦の構造を知ることは重要なのですが、初めから多くの情報を詰め込んでも上手く行くものではありません。まずは基本的な占い方法から見ていきましょう。

易は陰陽の組み合わせで出来ています。陰陽を図として表すと一本線と破線となります。陽が一本線で陰が破線です。

この陰陽の線を3つ組み合わせたものを八卦(はっか)といいます。この八卦は以下の通りです。

天・沢・火・雷・風・水・山・地

さらに八卦を上下で2つ組み合わせたものを、六十四卦(ろくじゅうしか)といいます。この六十四卦それぞれの意味については、今後当ブログでご紹介していく予定です。

六十四個分の記事を書くので毎日ブログをアップしたとしても2ヶ月以上かかります。しかしご心配なく、易経は六十四卦の一つ一つに多くの人生訓が含まれています。これを眺めるだけでも、易経の効能は得られます。

とは言え、六十四卦すべてがそろわなければ占いとしては使えません。当面の間は『易経ネット』さんの六十四卦一覧を参照していただければと思います。(当サイトと易経ネットさんは一切関係ありません。勝手にご紹介してるだけです)

コインを使った占い方

コインを使った易占いが、一番手軽でいいでしょう。これは『黄小娥の易入門』で紹介されている方法です。

コインを使った易占いは擲銭法(てきせんほう)といいます。余談ですが、心理学者のカールグスタフ・ユングも擲銭法で六十四卦を求めていたそうです。

外出先などで、筮竹や易タロットを持ち歩いていないときに僕はこの方法を使います。1円でも100円でも構わないので、同じ種類の硬貨を6枚用意します。(3枚でも可能ですが、6枚の方が分かりやすいです)

1,手のひらにすべてのコインを乗せる

2,コインを両手で多い、占いたいことを頭に浮かべる

3,手の中でコインを振る

4,コインを片方の手に移し握る

5,手の中からコインを取り出しテーブルに置く

コインをテーブルに置くときは、必ず下から置くようにします。6つのコインをテーブルに並べ終えたあと、六十四卦を読み取ります。

コインが表であれば陽、裏であれば陰というようにして卦を読み取ります。例えば並べ終えたコインが上から「裏・表・裏・裏・裏・表」となっていたら、「陰・陽・陰・陰・陰・陽」となります。

上半分を上卦、下半分を下卦といいます。この場合、上卦が「水」で下卦が「雷」となります。上卦と下卦を組み合わせて、完成した六十四卦は「水雷屯(すいらいちゅん)」となります。

ちなみに、易の卦の読み方は基本的に上卦下卦の順で読みます。例えば、「天・山」の順で来ていたら「天山遁(てんざんとん)」といいます。

ただし、どちらも「天」だったりどちらも「地」だったりするときは、そのルールには乗っ取りません。上卦と下卦どちらも同じだったときは、「為(い)」という文字が間に使われます。

「天」が重なったときは「乾為天(けんいてん)」、「地」が重なったときは「坤為地(こんいち)」となります。

この乾や坤というのは、天と地の別名みたいなものと理解してください。いずれにせよ、『易経ネット』のグラフに当てはめればいいので今は覚えなくてもいいです。

易タロットを使った占い方

易初心者が実際に占う場合、これが一番手軽かもしれません。というのも、易タロットは卦名が書いてある物があるからです。

卦の名前が分かると、調べるのも簡単になります。コインと違って音が出ないので、賃貸住まいの方でも気軽にできるというメリットもあります。

易タロットの占いの流れはこんな感じです。

1,占いたいことを思い描きながらカードをシャッフルする

2,シャッフルしたカードを揃えて机に広げる

3,カードを一枚引く

僕はカードを広げずに、3回カットして扇状(ファン)に広げています。シャッフルも、オーバーハンドシャッフルと呼ばれる方法で混ぜています。

このやり方は占い初心者上級者問わずオススメしません。マジックで使うトランプ捌きをタロットカードでやっているので、これだけ綺麗なカードの使い方はマジシャンにしかできません。

僕は普段占いをするとき、大体この易タロットカードを使っています。素早く占いたいときに、重宝します。

ただし、ちょっとしたデメリットというか困ったこともあります。それは、易タロットでいいデザインのカードがあまりないことです。

僕は龍羽ワタナベさんの易占タロットを使っているのですが、正直このカードの品質はあまりよくないです。というのも、このカード火水未済(かすいびさい)にカード裁断の際のバリが残っているからです。

僕はこのタロットを通販で買ったのですが、三度ほど商品を取り替えてもらっています。一度目は上下に2カ所と左右に2カ所のバリがあり、2度目3度目も複数のバリがありました。現在使っているものは、右下に一カ所だけバリがあるものです。

店舗に問い合わせたところ、どのカードもそういった症状があるようでメーカーの仕様とのことでした。ちなみに、このカードを買ったお店は度重なる交換に応じてくれた非常にいいお店でした。

カードは裏表示のまま引く物なので、バリが残っているとそのカードだけが分かってしまいますから(笑)僕は右方向に扇状に広げてカードを取るので、今の位置にあるバリはギリギリ許容範囲内です。

龍羽ワタナベさんの易占タロットはカードの品質はよくないのですが、カードのデザインは僕好みです。ある程度、調べたのですが他の易タロットはデザインが渋すぎたり、分かりにくかったりで、いいのが見つけられませんでした。

筮竹を使った占い方

易者と言えば、筮竹のイメージがあると思います。竹の棒をじゃらじゃらやるアレです。本筮法、中筮法、とあるのですが、僕は略筮法しか使いません。

というのも、本筮法、中筮法は時間がかかりすぎるからです。見れる項目は多くなるのですが、一般的に略筮法を使う易者が多いと思います。

略筮法は以下のような感じで行われます。

1,筮竹を縦に持ち、占いたいことを頭にイメージする

2,静かな心で手の中で広げる

3,右手で半分ぐらいつかみ取る

4,つかみ取った筮竹を右端に置く

5,右端に置いた束から一本取り左手の小指と薬指の間に挟む

6,「天・沢」「火・雷」「風・水」「山・地」と左手の筮竹を2本ずつ取っていく

7,最後に残った八卦を記録しておく

8,もう一度同じ手順を繰り返す

1度目で下卦を求め、2度目で上卦を求めます。さらに詳しく見たいときは、もう一度やって爻辞などを見ていくのですが、初めたてで、そこまでする必要はありません。

僕の使っている筮竹は数万円するものですが、正直言って100円ショップで竹串を50本買ってくればこの占い方はできます。本来は算木というものを使って出た卦を記録するのですが、それも出た卦をノートに取ればいいので必要ないです。

竹串を立てておくペン立てぐらいは、用意した方がいいかもしれません。

サイコロを使った占い方

最近購入したのですが、易用のサイコロというのもあります。

これは赤い文字の書かれたサイコロを上卦、黒い文字の書かれたサイコロを下卦として占う方法です。

天・沢・火・雷・風・水・山・地(てん・たく・か・らい・ふう・すい・さん・ち)

の八卦を覚えた人は、これを使うといいでしょう。このサイコロは、

乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤(けん・だ・り・しん・そん・かん・ごん・こん)

で書かれています。先ほどは覚えなくてもいいといいましたが、サイコロを使う場合は覚えておく必要があります。

暗記するのは大変かもしれませんが、覚えると非常に手軽に占いができるようになります。筮竹やタロットは、持ち運ぶときにどうしてもかさばります。僕はトランプ占いもするので、正直家の中でしか易で占うことはありませんでした。

しかし、このサイコロさえあれば常にポケットに入れておいても気になりません。袋に収納しても目薬ぐらいの大きさしかないので、非常にオススメです。

リンクを貼っておきますので、気になる方は見てみるといいと思います。

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