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蔓延していく、さまざまな「いじめ」
いつ、いかなる時代でも、いじめというものはなくなりません。最近では、ネットいじめなるものが蔓延しているようです。
LINEのグループから弾かれたり、自分だけグループに入れて貰えなかったり、リアルの世界で起きるいじめよりも、より陰湿で質が悪いものが多いです。
いじめは、子供のものだけと思うかも知れませんが、実は大人の世界でも起きています。職場内やサークル活動に置いても、多くの場合、いじめが発生します。たまに、芸能人のいじめや、暴力事件がテレビで取り上げられますが、当然一般人でも起こるわけです。
なぜ、いじめは起こるのか
心理学的に、いじめは不満やストレスの、はけ口として起こると考えられています。
感情が上手くコントロールできず、自分のなかの攻撃的な部分が過剰に高まった結果、自分より弱者をいじめてしまう、というのが、いじめの起こる原因です。
いじめは、スケープゴートに似ています。スケープゴートはヘブライ聖書において、贖罪のために、山羊を生け贄にしていたことから来た言葉です。簡単に言うと、身代わりという意味です。
例えば、いじめのあるクラスでは一人一人の抑圧された感情があります。そのストレスを解消するために、スケープゴートとして「いじめられっ子」が選ばれているわけです。
いじめられる側に原因はない
いじめの議論で、
いじめられる側にも原因があるのでは?
などと、頭のネジが外れたことを言う人間がいます。確かに、一部のいじめにその側面があるのかもしれません。攻撃的行動を招きやすい性格、というのもあるでしょう。
ただ、それで、いじめられてよい、ということにはなりません。
気にくわない人間なら、関わらなければいいだけです。それをわざわざ、いじめという陰湿な手段で攻撃するのは、愚かな行動であるというのは言うまでもありません。
どんなことがあろうと、いじめられている人に原因はありません。
いじめている人間は自慰行為をしている
ようするに、いじめている人間は、自分の欲求を、いじめという手段で果たしているに過ぎないわけです。
いじめというのは、公然わいせつに近い側面があります。自分のたまらなくなった性欲を、吐き出す性犯罪者みたいなものです。必死になって、腰を振っている盛りの付いた犬みたいなものです。
だから、いじめは、なくなりません。いじめをしている人間は、気持ちよくなることはあっても、罪悪感を覚えることはないからです。
絶頂前を何度も迎えるが如く、何度でも気持ちよくなります。
いじめられないためには?
いじめられないためには、自分がいじめられる側から自分がいじめる側に行くしかありません。でも、それって、とても後味悪いし、なんの解決もしないですよね?
いじめられないためには、いじめられない環境に行く
現在、学校や職場でいじめにあっているのであれば、そこから脱出することが一番の解決方法です。中学校までだったら、学校に行かなくても進級できます。高校であれば、転校するべきです。会社であれば転職する。
簡単な選択ではありませんが、いじめる人間というのは、その対象がいる限り、際限なくいじめ続けます。そんな人間に、付き合う必要はないわけです。