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長時間集中なんてそもそもできない
集中力が続かない。
そんな悩みを抱えている方は多いと思います。
そもそも人間は、長時間集中できるように出来ていません。
8時間ぶっ通しで勉強したと言っている人も、必ずどこかの段階で、あさっての方向に意識が行ったりしているものです。
作家が使っていたテクニック
「ポモドーロ・テクニック」は作家のフランチェスコ・シリロのよって考案されたモノです。
「ポモドーロ」の名前の由来は、彼が愛用していたキッチンタイマーにちなんでつけられたそうです。ポモドーロはイタリア語でトマトのことです。方法はとてもシンプルです。
25分作業
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5分休憩
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25分作業
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5分休憩
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このサイクルを繰り返します。重要なのは「もう少し出来た」という感覚です。
25分でも長いと感じる場合、15分作業3分休憩でも大丈夫です。作業に飽きる前に休憩することで、スムーズに再開できます。
ポモドーロのルール
このテクニックのルールは「他のことをしない」「代わりのことをしない」です。その作業をしているときは、25分間絶対に他のことに手を付けない。
あれもしなきゃ、これもしなきゃといった精神状態を取り除いて、目の前の作業だけに向き合う。つまり、マルチタスクを排除するということです。
一つのことに常に集中できるから成果が上がります。
休憩のときにしてはいけないこと
まず、休憩のときにしてはいけないことを説明していきます。してはいけないことはズバリ、スマホいじり、タバコを吸うです。
分かりやすくいうと、中毒症状のあるものはよくないということです。中毒症状のあるものは確かに使用中は一時的にドーパミンが放出され、一時的なリラックス効果は得られます。
しかし、ご存じの通りタバコによるリラックス効果はほんの一瞬のことです。これはスマホにもいえます。
LINE中毒、ツイッター中毒、インスタ中毒といった具合に、スマホも依存性が高く中毒性が高いので休憩中にはオススメしません。
休憩のときにやったほうがいいこと
ではやったほうがいいこと、やってもいいことを説明します。実際、僕が5分間の休憩でやっていることをお話します。
・ボーッと外を見る
・立ち上がってスクワット
これらはオススメです。ちょっと眠いなと感じたら、軽めのスクワットで脳に酸素を送ってあげるわけです。頭使ったな~っと思ったら、ただ外の景色を見るだけ。
おすすめのポモドーロアプリ
短時間の集中こそが、結果的に長時間集中することに繋がります。僕が使っているポモドーロ・テクニックのアプリをご紹介します。
Clockwork Tomato
このアプリは有料版も出ているのですが、無料で十分の機能があります。作業終了から休憩開始に自動的にタイマーをセットしてくれるので、一度起動すると25分5分を繰り返します。
通常の休憩とは別に、長い休憩時間も設定できるので、自分の使いやすいようにカスタマイズしてください。残念ながらAndroidのみのアプリになります。Androidをお使いの方はこのアプリで充分です。
このアプリを使用する際、スマホを機内モードにして机の引き出しに入れ、ベルの音だけ聞こえるようにすることをオススメします。
まとめ
ポモドーロテクニックは漠然とした計画で限界まで作業を進めるよりも、集中力を温存できますし、休憩のたびにリラックスしてやる気も復活します。
余談ですが、僕は時間の数え方も1時間やったというより、2ポモドーロやったと置き換えて勘定しています。
また、25分作業5分休憩のリズムを体が覚えると、自然と集中力の持続時間も延びていくのでこのテクニックはメリットづくしです。