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ストレスを完全になくすことはできない
現代では仕事のストレス、通勤のストレス、情報過多によるストレス、生活環境によるストレスと到底処理仕切れないストレスを我々は抱えています。
例えば通勤や仕事についてのストレスは職場を変えたり、職場に近い場所に住むなりすれば克服できます。しかし、その回復も一時的なものの場合も多いです。
少しの環境変化で、我々の脳はストレスを受けて、そのストレスが不安感となって、やがて鬱病や文明病へと至ることは容易に想像できます
実は適度なストレスは自分の成長の助力剤にもなりますし、味方にもなるのですが、行き過ぎた場合は問題です。
そこで今回は簡単なストレス軽減法をご紹介したいと思います。
スローリーディングでストレス軽減
やり方は簡単です。
1日30分ゆっくり読書をするだけ
読書する人は、しない人に比べてストレスが68パーセント低下するという研究結果があります。
また、ミネソタ大学の研究では1日30分間静かな場所で本を読む時間を確保することを推奨しています。本を読む速度も、
ゆっくり一文字一文字を目で追うような読み方
をした方がストレス軽減効果が期待できます。ようするに、本を速く読もうとしないことです。いわゆるフォトリーディングといわれているような速読や、斜め読みのような速読はいけません。
電子書籍でもいいのか
僕も電子書籍は利用しています。僕が愛用しているのはKindleで、スマホとiPadとKindleペーパーホワイト端末で主に読んでいます。
なかでもスマホは電子書籍を手軽に読みやすくするために、液晶の大きいモデルにしました。徐々に移行していって、今では外出先で、ほとんど紙の本は読まなくなりました。
やはり電子書籍のメリットは、大量の本を手軽に持ち運べることにあります。僕は昔から、小説も単行本よりは文庫本で読みたい人間でした。理由は、荷物を増やすことが嫌いだったからです。
反面、電子書籍にもやはりデメリットはあります。それはデータであることです。
例えば気に入った小説のお気に入りのシーンを探すとき、リアルの本であったらパラパラとめくって、この辺にあったなと探すことができるのですが、電子書籍の場合探すのはかなり大変です。
どちらがいいのかというのは、一概に言えませんが、
ストレス軽減のための自宅での読書であれば、リアルの書籍をオススメします
電子書籍端末は、電車の中で読む用に買うのはいいと思います。
純文学が効果ある
ストレス解消効果だけを狙うのであれば、フィクション系の小説がいいです。
登場人物に感情移入できるので、共感能力が高まって相手の気持ちがよく分かるようになると言われています。フィクション系で一番オススメなのは、純文学作品です。
純文学作品は、人間の感情の揺れ動きを一番多く表現しているジャンルです
しかし、純文学作品のなかにも芸術性がかなり強いものもあります。読んでいくと味わい深いのですが、初見ではなかなかとっつきにくいです。
ということで、次回は何冊かストレス軽減に役立ちそうな個人的にオススメな本を紹介していみたいと思います。
比較的、取っつきやすい本を厳選しますのでお楽しみに!