コミュ障でも話題が尽きない会話術【会話の心理学】

コミュ障でも話題が尽きない会話術【会話の心理学】

目次

どうすればスムーズに会話できるのか

どうしようかな・・・っと目をそらす女性

親しい人とはスムーズに話せるけど、よく知らない人から話しかけられると緊張して、どう会話の返答をすればいいか分からない。

初対面でいきなり2人きりになってしまった。話の振り方が分からない。

そういう場面で使える、会話術を今回は紹介していきます。会話術というと身構えてしまいますが、基本的にやることは簡単です。

オウム返しで会話が続く

「年上の彼氏の家でくつろぐおませさん」[モデル:河村友歌 大川竜弥]

「バックトラッキング+質問」

これを念頭に置いておくと会話が長続きします。

バックトラッキングとは、要するにオウム返しのことです。

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、ディズニーランドに行ったんですか」

・・・・・・・・・・・・・(無音)

これは、いわゆるコミュ障の人がやってしまうミスです。ただオウム返しをするだけでは、話が広がりません。

実践での使い方

「恍惚な表情を浮かべる前髪パッツン女子」[モデル:Lala]

バックトラッキング+質問を使った場合どうなるでしょうか。

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、ディズニーランドに行ったんですか。車で行かれたんですか?

この質問で相手が車好き場合は、かなりヒットします。

相手から進んで、愛車の話をしてくれるので会話は長続きします。では、車好きでもなく移動手段も電車だったら、どうなるでしょうか。

「へえ、ディズニーランドに行ったんですか。車で行かれたんですか?」

「いえ、電車で」

「なるほど、電車で行かれたんですか。混んでませんでした?

ディズニーランドへ行く電車です。大体混んでいます。しかし、もしかなり空いていたと返答があった場合どうでしょう?

その後、なぜ空いていたのか2人で考えることもできます。空いていた理由が分かっているのなら、その理由から「バックトラッキング+質問」で会話を続けることができます。

質問内容が浮かんでこないとき

「「ちょっと困ったな」考える牛さん」[モデル:古性のっち]

なかには会話を続けていくと、質問が浮かんでこなくなることがあります。その場合は5W1Hを意識すると質問内容が見つかります。

When(いつ)

Where(どこで)

Who(誰が)

What(何を)

Why(なぜ)

How(どのように)

例えばディズニーランドに行った例で見ると、こうなります。

When(いつ)

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、いつ頃行かれたんですか?」

Where(どこで)

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、どこで電車に乗ったんですか」

Who(誰が)

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、家族と行かれたんですか」

What(何を)

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、なんの乗り物に乗ったんですか」

Why(なぜ)

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、今なにかのイベントやってましたっけ?」

How(どのように)

「この前ディズニーランドに行ったんですよ」

「へえ、なにで行かれたんですか」

相手の情報を知ることができる

女性2人で旅行中

このテクニックなら話すことに困ったときでも、会話をすることができます。

また、「バックトラッキング+質問」は相手の情報を知ることもできます。というのも、質問しているのですから自然と自分のことを打ち明けてしまうわけです。

人間はプライベートな話をしたときに、その相手のことを自分にとって親しい人だと思い込む習性があります。

ですのでこの方法で雑談を長続きさせると、自然と相手のあなたに対する親近感も沸いてくるというわけです。

テクニックを使う際に注意も必要

「悪知恵を吹き込む猫」

しかし、このテクニックも相手について知ろうとし過ぎている感じが出てしまってはいけません。

あくまでも客観的事実についての質問がいいです。例えば、話し相手が兄弟と仲が悪かった場合、いきなり「兄弟とは仲悪いんですか」と聞くのはダメです。

自然な雑談の流れを心がけましょう。ズケズケと、相手のプライベートを探っているような印象を与えるのは好ましくないです。

いずれにせよ、会話は長続きするので初対面でも親密な関係を築けるテクニックです。是非実践してみてください。

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