おいしい店で食べると好感度が上がる!好感度を上げる心理学

おいしい店で食べると好感度が上がる!好感度を上げる心理学

目次

好感度を上げるテクニック

夜景を見ながら乾杯

今回は好感度を上げる心理学として、ランチョンテクニックをご紹介します。

おいしい店で食べると好感度が上がるというものなのですが、その際の店選びだったり、料理選びの参考になるようなテクニックも併せて紹介していきたいと思います。

パブロフの犬

散歩中のポメラニアン

イワン・パブロフが行った有名な実験で、パブロフの犬というものがあります。

この実験は、犬の唾液の分泌量を測定するというものです。

ベルを鳴らして餌を与えるという行為を繰り返した結果、犬はベルを鳴らすだけで唾液を分泌するようになりました。

連合の原理

アメリカの心理学者グレゴリー・ラズランは、このパブロフの犬の実験を知って、食事によってほかにも、自然な反応を別のことに結びつけることができると考えました。

「食事による自然な反応」とは「幸せな気持ち」のことです

ラズランは食事による幸せな気持ちと、その他の一見無関係な2つの現象が、関係あると錯覚してしまうという心理的作用を発見しました。

これを、連合の原理と言います。

ランチョン・テクニック

ランチョン・テクニックとは、食事を取りながら相手と交渉や会談を進めるというものです。

人間はおいしい食事を食べることによって、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。ランチョン・テクニックはこれによって、会話に肯定的な反応を引き出しやすくします。

連合の原理と照らし合わせると、

「自然な反応」=「食事をとって幸せな気分になる」

「食事をとって幸せな気分になる」=「相手へ肯定的な気持ちになる」

ということになります。

政治家やお偉いさんが料亭で会合を開くというのも、ランチョン・テクニックの一貫だったということですね。政務活動費が高くても、多少目をつぶらなければいけないのかもしれません(笑)

温かい料理を食べると好感度が上がる

香り豊かなかぼちゃのポタージュ

また、人間は、温かい料理を食べると好感度が上がり、冷たい料理を食べると好感度が下がるということが分かってます。

冬場はもちろん、夏場も積極的に温かい料理をデートの食事に入れるといいということですね。

ただし、うだるような暑さのなかいやいや熱い料理を食べるのはよくないです。加減を考えて使いましょう。

間接照明のある場所で好感度を上げる

人間は暗いところにいると、無意識にお互いの距離を縮めるという特性を持っています。温かい食事でデートの後は、間接照明を使用したちょっと薄暗いバーに行くといいです。

その場合、向かい合わせのテーブル席よりも、隣に座れるカウンター席を選んで下さい。心理的距離も、物理的距離も近づけることができます。

また、間接照明は基本的に暖色を用いられているので、相手の評価も上がりやすくなります。

まとめ

夫婦で一緒につくったごはん、いただきまーす

・評価を上げるにはおいしい食事の場所を選ぶ

・温かい食べ物で評価を上げる

・間接照明のある場所で評価を上げる

デートで食事を選ぶ際には、事前にその店が温かい食べ物を出す店か、おいしい店なのか、店の雰囲気はどんな感じか調べておくといいです。

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