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ハッキリ言うのはNG
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・
はい、今回は言いたいことをやわらかく言える方法を紹介していきます。
「ハッキリ言えばいいじゃん」
という意見もあると思いますが、それでトラブルになる可能性があることもありますので、やわらかい感じで伝えることがやはり重要でしょう。
特に、相手に非があることが分かっているときは、
オブラートに包む
ようなやり方の方が、今後のためにもいいです。
イエスバット話法
以前、喧嘩に勝つ方法で紹介した方法の応用だと思って下さい。少し使い方を変えます。
相手とって、悪い情報を伝えたかったとします。
「また約束をすっぽかしたね。仕事ができるのにもったいない」
とネガティブな情報を先に言ってしまうと、ポジティブな情報が薄まります。
イエスバット法は、例えばこんな感じで使います。
「最近仕事の調子がいいみたいだね、キッチリ約束を守れるとさらにいいね」
ポジティブな情報を先に伝えて、ネガティブな意見も後に伝える
これがイエスバット話法です。
よくドラマなんかで、
「いいニュースと悪いニュースどっちを先に聞きたい?」
という場面がありますが、よりポジティブに相手に捉えさせるにはいいニュースを先に伝えた方がいいということですね。
イエスアンド話法
イエスバット話法に、少しプラスの情報を入れるテクニックです。
「最近仕事の調子がいいみたいだね、この前のヘルプすごい助かったよ。キッチリ約束を守れるとさらにいいね」
ポジティブな情報を複数伝えることで、ネガティブな情報がより柔らかくなります。
イエスハウ話法
ハウはHowのことです。
「最近仕事の調子がいいみたいだね、もっと結果を出すにはどうすればいいか一緒に考えてみよう」
ネガティブな情報すら伝えず、相手に改善すべき点を考えさせます。このテクニックは、相手に自分から気づかせるから効果があります。
人間には一貫性の原理というものがあり、自分で言ったことには一貫性を保ちたいという心理が働きます。なので、
「この前も約束破っちゃったし、どうにかして約束を破らないようにしたいです」
という意見を相手から引き出せたら、しめたものです。
相手は自分が言ったことを守らなければならないので、行動を見直してくれる可能性が高くなります。
ただし、このテクニックは相手が無自覚な場合は効果がありません。
その場合は、イエスバット話法に切り替えて行くといいと思います。
最後に
コミュニケーションを取るとき、ズバズバモノを言えたらいいなと思うかもしれませんが、ときにこういう感じで、会話にクッション性を持たせるのも重要なことだと思います。
覚えておくべきは、
必ず初めにいいニュースを話す
ということです。ポジティブな話題から入って、ネガティブな情報も出すという感じです。
言いにくいことがある人、言いたいことも言えないこんな世の中に生きている人々、是非試して見て下さい・・・POISON。