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メラビアンの法則
以前当ブログで、「メラビアンの法則」というものを紹介しました。
心理学の研究で、「言語、視覚、聴覚で、矛盾したメッセージが発せられたときに、人がなにを信用するか」調べたものです。
この法則によると人間は、55パーセントは視覚情報で認識しているようです。
言葉の意味や内容でするコミュニケーション方法を、言語的コミュニケーションといいます。
対して、外見、表情、服装、身だしなみなどの視覚的情報と、声の大きさ、声質などの視覚的情報でするコミュニケーション方法を非言語的コミュニケーションといいます。
アイコンタクトは非言語的コミュニケーション
つまり、コミュニケーションにおいて、視覚から入ってくる情報は非常に重要であることが分かるわけです。
アイコンタクトは文字通り、目を通わせるコミュニケーション方法です。人は55パーセントの情報を視覚から取り込んでいるので、アイコンタクトは非常に重要です。
アイコンタクトは、プラスのコミュニケーションもマイナスのコミュニケーションも取れます。
例えば、恋人同士が見つめ合うのはプラスのコミュニケーションですが、ヤンキーがガンを飛ばし合うのはマイナスのコミュニケーションです。
視線で分かる心理
視線からは様々なことが分かります。目を合わすのもコミュニケーションですし、逆に目を逸らすのもコミュニケーションです。
視線を送ることで分かる心理
相手の反応を知る
自分の気持ちが伝わっているか確認をします。
自分の意見が伝わっているかも確認します。
相手に意見を伝える
意見を伝えるときに、アイコンタクトが用いられます。
目を逸らして言うより、意見が伝わりやすくなります。
好意を持っているサイン
好意を持っている相手とは、視線を合わせることが多いです。
しかし、恋人でもない人から、あまりにも見られていたら、敵意の現れの可能性もあるので注意が必要です。
敵意を持っているサイン
一般的に好意を持っているときに使われることが多いのですが、喧嘩のときに相手をにらむなど敵意を表すときに使うこともあります。
視線を逸らすことで分かる心理
後ろめたさを感じている
男性は嘘をついているときに、視線を逸らすと言われていますが、これは心理学的にも正しい反応です。
これは、相手から見られることによって、強く意識してしまうからです。嘘をついている時以外でも、自信のないときや後ろめたいときにも起こります。
恐怖を感じている
恐怖を感じているときにも、そのような反応が起きます。
お化けが怖いとみないようにするというのも、心理学的に正しい反応であることが分かります。
立場が上であることのサイン
目を逸らすのは、興味がないからです。相手に感心がないと、そもそも目を合わせようともしません。
あるいは、相手より優位に立っていると思っている場合、目を合わせなかったりします。
いずれにせよ、興味のなさを目を逸らすことで表現しています。
アイコンタクトで心理を読む
相手からどう思われているか、視線やアイコンタクトをする回数で、ある程度は読めます。
恋愛の脈あり脈なしの判断も、アイコンタクトの量で見てみるのもいいかもしれません。