軽だけど とても速いよ アルトワークス
心の一句。どうもリュウシです。
今回はアルトワークスに一年半乗って気づいた、良かったところ悪かったところについてです。僕が走行距離3000キロのアルトワークスを購入したのは2018年の6月です。
そこから北海道一周ドライブなどを経験して、現在走行距離は2万キロ近くになりました。
目次
アルトワークスのいいところ
アルトワークスはスズキから出ている軽自動車です。
商業車アルトをベースにターボ化、ボディ剛性の強化、足回りの強化などをされたスポーツカーです。
とにかく速い
軽の軽さとターボのパワーによって、初速では負け無しの車です。YouTubeでスイフトスポーツと50メートル走をする動画があるのですが、それを見ると40メートルまでは負け無しで50メートル過ぎると厳しいという感じでした。
これの通り、最高速は660CCの排気量もあり、お察しな感じとなっています。
といっても、100キロ以上でもパワー不足を感じることなくグイグイと加速していきます。ようするに、日本の道路で不便を感じることはないというわけです。
車の流れが日本一速い北海道を走ったときも、普通に回りの車の流れに乗ることができたのでこの車のポテンシャルは相当高いと感じました。
コーナリング性能
足回りが強化されていることによって、アクティブなコーナリングを楽しむことができます。山道でもレースでもしない限りは必要十分なパワーが出てグイグイと登っていきます。
アルトワークスは、カッチカチの足回りのおかげで車のロールが非常に少ないです。仮に多少無理目なコーナー侵入をしたとしても、普通にクリアできます。
万が一の時に、ガードレールとごっつんこするのを防いでくれるということです。山道を走っていると、ブラインドコーナーの先が急カーブだったりすることもあるので足回りがしっかりしていると安心感が違います。
もちろん、走る速度は法定速度です(笑)
レカロシート
アルトワークスの純正シートはレカロのセミバケットシートです。運転時に体をホールドしてくれて、踏ん張りが利くようになります。
また、腰がしっかり支えられるので腰痛持ちの人にもかなりオススメです。
ネジを回すことでシートの角度を細かく変えられるので、ベストポジションで運転ができます。
アルトワークスの悪かったところ
全体的に満足しているのですが、もちろん不満もあります。
乗り心地は悪い
足回りが強化されてカッチカチのアルトワークスの乗り心地は、あまりよくないです。
例えばマンホールが少し出っ張った道を通ると「バッコン!」ともろに衝撃を受けます。かなり車内はやかましくなります。
衝撃に関してはレカロシートのおかげでそれほど受けません。ただ、リアシートに座っている人は結構キツいんじゃないかと思います。
リアシートはアルトXと同じでヘッドレストがあるだけです。支えになるようなものがないので、多分椅子から跳ね上がると思います。
視界がちょっと悪い
アルトワークスのシートはレカロシートなので、普通のシートより幅広に作られています。これによって、左後方を確認するときにめちゃめちゃ見にくくなります。
というより見えません。なので僕は一人で乗るときは助手席を倒して後方の視界を確保しています。
他にも、レカロシートの位置が高いことから上の視界が少し悪いです。信号が真上に近い場所にあるところだと、覗き込まないと確認できません。
左前方も運転席から見にくかったりと軽自動車なのに、意外に死角が多い印象です。
結論
結果的 買って良かった アルトワークス
心の一句。アルトワークスは買う前に試乗もしました。挙げたマイナス要素って買う前から実は知っていたことだったんです。
こういったマイナス要素も含めて購入を決めたので、まったく後悔はないです。
オープンカーを2人しか乗れない不便な乗り物だと知って買うのと同じ感覚でしょうか。楽しい乗り物は楽しいだけの代償もあるってことですね。
なので、結論としては大満足の車であるということになります。燃費もリッター20キロ以上は走るので、財布にも十分優しいです。万人にお勧めできる車ではないですけど、好きな人はかなり好きになれる車だと思います。