銭湯版・孤独のグルメ『昼のセント酒』【ドラマレビュー】

銭湯版・孤独のグルメ『昼のセント酒』【ドラマレビュー】

あらすじ

広告代理店で働く内海孝之は、万年営業最下位のダメ社員。使えないと職場で言われつつも、外回りと飛び込み営業、打ち合わせをする。

しかし、銭湯を見つけるといても立ってもいられなくなり、誘惑に勝てず「今日だけは」とのれんをくぐってしまう。

仕事をサボり、ビールを飲み、罪悪感を感じつつも至福のときを得る。

銭湯版・孤独のグルメ

どうやら、このドラマ「銭湯版・孤独のグルメ」と呼ばれているそうです。『孤独のグルメ』は松重豊さん主演でドラマ化されていて、ご存じの人も多いと思います。

このドラマはその銭湯版!

話の流れとしては、こうです。

営業先で上手くいかない

銭湯を発見して、誘惑に負けて入る

銭湯を堪能する

銭湯上がりにビールを飲んでつまみを食べる

上司からの電話で職場に戻る

大体こんな流れです。話の流れは毎回似たような感じなのですが、毎回入る銭湯が違っていて、実際にある銭湯を紹介しているので全然飽きません。

ゲスト俳優も豪華

主演が戸次重幸さんで、この時点で豪華なのですが、毎回のゲスト俳優さんも豪華で非常にいいです。

例えば、第一話のゲスト俳優さんは温水洋一さん、第2話ではTKO、第7話では赤井英和さん、10話では泉谷しげるさんが出ています。

銭湯で戸次重幸さん演じる内海と、何気ない会話をするのですが、その会話も心温まるものから、「ああ、そういうことあるよね」と共感できるものまであり、楽しめました。

酒を飲みながら観るのが至高

真っ昼間に仕事サボって銭湯に行き、そのあとに一杯引っかける。

この作品を、一言で表すとこんな感じです。ストーリー自体はシンプルで、いわゆる深みはありませんし、山場というのもありません。

だが、それがいい。

いや、むしろそれでいいんです。なんとなく人間の温かみのようなものを感じて、なんとなく銭湯っていいなって感じて、なんとなく酒が飲みたくなる。

ゆる~いテンポで送られるこのドラマは、酒と一緒に観るのが一番です。アマゾンプライムで観れるので、ことあるごとに適当な話を観て酒を飲むというのをやっています。

食事の描写がいい

このドラマは、食事の描写が最高に食欲をそそります。

例えば、1話でレバフライを食べるとき、4個あるうちどういう配分で食べるか考えるんですが、

「このままで2個食べて・・・、あと2個は・・・、ハイボールかホッピーがよさそうだな」

って感じで迷う描写が、自分も食べているような感覚になり、これも酒が進みます。レバフライを食べるときの、サックリという音も唾液が止まらなくなります(笑)

日々の癒やし

二次元キャラのかわいさで癒やされるのもいいですけど、こういう人間くささで癒やされるのも、また悪くないです。サボるのは悪いことじゃありません。

「今日だけはと、いうことで」

内海のお決まりの台詞です。誘惑に負けるのも、また人間なんですね。

深い考えは遠くに捨てて、酒を片手に観ましょう!

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